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抜歯率 ※12歳以上で集計

  • 2018年 5.1%(6/118人)
  • 2019年 4.2%(5/118人)
  • 2020年 4.3%(7/162人)
  • 2021年 1.9%(3/158人)
  • 2022年 5.5%(7/128人)

5年トータル 4.1% (28/684人)

2020.06.05

小児の非抜歯治療

症例

今回の症例は

小学校高学年から治療をスタートした非抜歯症例です。

混合歯列期からのスタートで

歯科矯正用アンカースクリューを使用した症例です。

 

①主訴 出っ歯
②診断名 上顎前突
③年齢 10歳
④治療に用いた主な装置 舌側弧線装置 歯科矯正用アンカースクリュー
⑤抜歯部位 なし
⑥治療期間
⑦治療費 536800円
⑧リスク副作用「歯体移動により歯肉、歯槽骨、歯根が減少することがあります。装置により口腔内粘膜を傷つけることがあります。
矯正治療中装置が破損することがあります。

 

 

初診

術後

 

Ⅱ級咬合をⅠ級咬合に改善させ

近心傾斜していた歯軸を

垂直方向に修正し

口元の前突感を改善させました。

 

今回の治療では

マルチブラケットは使用しませんでした。

 

小児から積極的に歯科矯正用アンカースクリューを使用した症例でした。

 

今後は保定期間で後戻りの防止をしつつ

経過を診て行きます。

 

 

 

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